千駄ヶ谷トンネル


車で通りぬけてみる事にしました・・・

いきなりいました!
私は、左側に霊気を感じて見ると
手前にバイクを止めなにやらしている人が一人いました。
その向こうに・・・

少し離れて・・・舘ひろし風の男が立っていた場所

年頃は、20代後半くらいでしょう。
ガードレール沿いにうつむき加減で立っています。
黒ずくめの服です。
舘ひろし風の服装でポーズもそんな感じ。
手をズボンのポケットに入れて。
髪は、ショートだけどおしゃれな感じ。
通り過ぎてから振り返るともうバイクの人しかいなかった。

「今の見えた?」

私は、助手に聞いた。

「あぁ、やっぱりそうなの? 二人で話でもしているのかと思ったけど・・」
と自分の目を疑ってる。
すぐUターンしてまた反対車線を走ると、
すでにニヒルな男は、消えてる・・・・

助手:「え? あれ霊だったの?」

結城:「でも見たんでしょ? ちゃんと見えるじゃん。」

見た目を聞くとほぼ同じだ。間違えなく同じ霊の姿を見たのです。

車を止めてから、今度は歩きで見る事にしました。
バイクの人は、どうやらバイクを止めて何処かへ行ったようで
もういませんでした。
カメラで数枚写真を写しましたが、霊体らしきものは写せませんでした。

さっき撮ってればなぁ・・・・ (-。-) ボソッ
残念・・・・

「まぁここなら、ちょくちょく来られるでしょう」
とその日は、帰る事にしました。



そして数日後・・・
今度は、デジタルビデオも持ってトンネルへ

まずビデオを回しながら、車でゆっくりと・・・・
今度は、右側からなにやら気配が・・・
チラッと見るとトンネルの柱の端に、この前と違う男がやはり車道を
見て立ってるように見えたのです。
一瞬で見えなくなっしまったので、ちょっと定かではない。

何度か行ったり来りしても同じで、そこにチラッと見えるのです。
しばらくこの事を助手に黙っていました。
歩いてもそこが気になり、見ると確かにいるんです。
横シマのTシャツで黄色い帽子。髪は、真っ黒でかなり短い感じ。
歳は、20代〜30代?
帽子をかぶり、横顔ばかりなので、いまいち定かではない・・

なんか悔しいなぁ・・ と思いつつまた歩いていると
この前来た時は、なかった?
いや、こんなすごいの見落とす訳がない!
トンネルの両サイドの壁には、ぎっしりと沢山の絵が書かれています。
この前来た時も全部見たはず。
こんな短い間に、これだけのものを書き上げたのか?
そうならすごい!
曼陀羅
そこには、曼荼羅が書かれていました。
誰だか知らないけど、ありがたい絵をよくぞ書いてくれたと感心しました。
これでここもだいぶ癒されるだろう。
写真に写しておこうっと♪
そして車に戻りました。

トンネルから少し離れて止めた車の中から(トンネルは後ろ)前を向いて、ビデオの画面で後ろを見ていると・・・
またいるんです。
振り返えって肉眼で見るといない。
またビデオで見るといる。
曼陀羅:アップ
なんだぁ〜〜???
変なのぉ??

「ねぇ、あそこにさっきからいるんだけど・・・」

ここでやっと私は、助手に聞くと・・・

「えっ・・・ やっぱりいたの?」

との返事。

いるよねぇ・・・ すぐ消えるんだど・・
今度は、しばらくビデオの画面を見てました。
ビデオの画面には、ちゃんといるんです。

家に帰ってからビデオで確認すると、初めにトンネルの上を撮影した所に
不鮮明な霊の顔が写っていましたが・・・・

例のふざけた男の姿は、写っていませんでした。  (-_-メ)


それから数ヶ月後

たまたま近くに行ったので、せっかくだから寄ることにしました。
また車でトンネルを通ると・・・・

あれ?
ないぞ・・・??

あの曼荼羅は、いずこへ???

なんだよぉ・・ なんでないんだよぉ・・・

誰かが、違う絵を上書きしてしまったのでしょうか・・・?
写真を撮っておいてよかったぁ・・・ (´・`) ホッ。

今度行った時、あったらどうしよう・・・
あって欲しいけど・・・
あったら嬉しい。

この日は、霊の姿は、ありませんでした・・・
結城 瞳



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