道 了 堂 跡


私達は、あるテレビ番組で見た殺人現場という場所を探して、
少ない情報で地図を見ながらその現場を尋ねる事に。

テレビの話だと、昔そこで女性が殺されたと。

車を走らせ近くまでたぶん近づいた。
細い曲がり角の多い住宅地に入ると行き止まりばかり・・・
迷っている内に 絹の道入口 と書かれた看板を見つけました。
どうしても車で行きつけないもので「もしかしてここから行くのかもよ」と車を止めて
細い道へ歩き出しました。
私は、その時この絹の道が心霊スポットだと知りませんでした。

薄暗い細い道を道なりに進むと、絹の道の入口がありました。
こっちかなぁ・・・ と絹の道へ

その道は頂上にある公園へと続いていました。
夜中だったので、ここまで来ると真っ暗です。
細い階段を黙々と進む。
公園の中へと・・・

懐中電灯で照らして見ると、ただだだっ広い・・・

テレビだとすぐ近くに電波塔のようなものが見えてたのに、そんな物は見えない・・・
「まぁ〜せっかくだから見てみよう」とうろついてみました。

う〜ん、確かにここは霊が一杯いる。。

あっ!ここ・・・
特に霊気がする・・・

明かりを照らして見ると、そこは地面にレンガ?より大きい石が畳二畳程の広さにひいてあり、周りにコンクリートのとても低い張りが巡っていて、テレビで見たのに似てるんだけど違う・・・?
テレビで見たのは、確か仕切りなしの同じコンクリートだった・・ ような?
私の勘違いかも。 (^_^;)

老婆の顔
目を閉じた老婆の顔に恨みや憎しみは感じない。
ただ静かに眠っているようだ・・・・
ここじゃない?
でも何かいる・・・
私は、明かりを消して写真を写した。
そうしたらこの写真が撮れました。

かなり歳の行った女性です。
写真には撮れたけど、その場の霊気としてはとても弱く周りの霊気と同化してた。
果たしてこれが殺された女性なのか?
そのいきさつは、私は知らない。

地蔵 明かりを消して見廻すと、なにやら光ってる・・・・

近づいて見るとぼんやりと顔が白く光ってるお地蔵さんでした。
顔はみんなが触ったからか? 小さくなっていて、白く何か塗ってあるのかって感じです。
明かりを消したまま、またシャッターを切りました。

お地蔵さんの頭のずっと上の方に、ぼやっとした霧のような霊体が写っています。
(グリーンのムラは単なるポラのムラです)

このお地蔵さんは、魂が入ってるようです。
良い感じの者ではありません。。。 と言うより悪いです。

そろそろ他を探そうと出口に近づくと、、、
ん・・・・ 気配。

「明かり消して!」
灯籠
私は、二つの燈ろうのような物を写しました。
二つの間に霊気を感じたのです。
目には、何も見えませんでした。
明かりも消していたから真っ暗です。
もちろん他に人は、居ませんでした。
この後ろには、人が入るような場所は、ありません。
フラッシュが反射するような物もありません。
後で現像したらこんな霊体が写っていました。
他にもそこには多くの浮遊霊がいました。
夜中行くと、いたずらされるかもしれませんよぉ・・・
階段を降り、登ってきた道と違う道に進みました。
すると・・・ ありました。
電波塔らしき建物。
しかし・・・ 高いフェンスで囲われて、周りは雑草がぼうぼうで近くにそんな広くてコンクリートの何かの跡のような物があるような所があるようには思えません・・・・
ん・・・ 絶対この近くのはずなのに・・・
一体、何処なんだぁぁ・・・ と思ってたら、
やっぱりココだったようです。

結城 瞳



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