城跡に建つ病院


投稿:女性

昔の城跡に建つ精神科に勤務しています。
場所のせいか、私の同僚は普段から軍服姿の男の人を目撃したりしては私に耳打ちするのですが、2人で地下室から1階に上る階段で「カシャン! カシャン!」金属音が聞こえ
「何だろう?」と、その同僚の方を見ると
「だって鎧みたいな物着てる人が歩いてるじゃない」って。。。

残念ながら(?)音は確かに聞いたが、姿は私には見えませんでした。
その同僚は
「昨日は〇〇さんが病室遊びに来たよ、お盆が近いからしょうがないか?」
「3ヶ月前に亡くなった患者さんに逢った」
と、言ってました。

その方は身内もいなかったので、病院に来たのでしょうか?

夜勤の晩、仕事も一段落しいつものように少し仮眠でもしようと、勤務室の処置台に横になりウトウトしかけた時! 人の気配を感じ、頭の方に目をやるとカラーだけど透けた中年女性が立っていて、私の事は見もせず、真っ直ぐ足下の方へ進み壁に消えて行きました。

ただ私が驚いたのは、その人が現在入院中の人とそっくりだった事。
その女性は状態が悪いわけではなく、社会復帰に向けて現在解放処遇、毎日のように散歩や買い物に外出し、この暑い日中も何キロも歩いて汗だくになりながらも、笑顔で戻って来るような人です。

夜勤の晩、仕事が一段落し、患者さんも寝静まり、私も少し仮眠をしようと思い勤務室内の処置台に横になり、いつの間にか眠ってしまいました。
ふと、話声と誰かに白衣を引っ張られたような気がして目を開けると、目の前に3人のおばさんが私を囲むようにして覗き込んでいました。
3人はとても楽しそうに笑いながら、私の着ている白衣の袖や胸の辺りを引っ張り、何か喋っているのですが会話は聞き取る事が出来ませんでした。
「いい加減にして! 私は疲れているんだから!」
と心の中で言って、その手を振り払うように力一杯寝返りをうったらいなくなりました。

日勤で仕事中、ある大部屋に行き1人の患者さんの所で廊下に背を向けた格好で話をしていました。
暫くすると「パタパタパタ」誰かが小走りに私の後ろに立ちました。
てっきり同僚だろうと思い、患者さんとの話をそうそうに切り上げ
「何?」という思いで振り向くと誰もそこには居ませんでした。

つい今しがたまで後ろに誰かが立っていた気配があったのに・・・・・

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城跡の病院
・・・っと、いろいろと霊現象のあったこの病院なんですけど、カメラの試し撮りで、病院内で職員2人を撮った写真に霊が写り込んでしまった。
そしてそれから始まった・・・・・

最近特に病院の様子がおかしくなってきているように思うのですが、今まで感じない人の方が多くて、私が言った事も「気のせい」「思い違い」といっていた人達が物音・肩を叩かれる・髪を引っ張られる・話し声を聞くなどの経験をするようになりました。

そしてこの2ヶ月位に集中して患者さんが急変。
自殺・・・

処置が早くて助かった方もいますが、発見した時は全く駄目だった(突然の心停止)という方も多々います。

また職員も原因がはっきりしないが突然膝から下のみ痺れて感覚がなく歩けなくなって入院。
やっぱりはっきりしないが、頭の血管が一部怒張して入院。
椎間板ヘルニアということで入院が2名。
私は5日前から熱発して身体のあちこちが痛いです(特に背中)。
熱が出てから顔が浮腫んで、瞼とかも腫れ上がってましたが少しずつ治ってきてます。
私の場合は風邪かもしれませんが、咽喉に白く膿を持ってるので。

よく霊を見る人の話によると前に
「地下ホールのエレベーター脇に立っていた着物を着た女の子の顔にそっくりだ」
というのですが、実際写真は2階で撮ったもの・・・・

霊は電話もかけられるのでしょうか?
最近よく不思議な電話が話題になります。
が、大半は内線でたまに外線もあります。
笛の音の様な物音は数人体験しています。

台風の影響を受けて、大荒れの天候で足取り重く、夕方4時に病院入りしたのですが、日勤者より
「今日は朝から火災報知器の警報ブザーが地下で誤作動しっぱなしだ。」
と聞かされ「あぁ〜嫌だな」と思いながら夜勤業務をこなしていました。

まず個室の患者さんの廊下を挟んで向え側の個室の女性が「わーん!」と大声で泣き出し、びっくりして行ってみると
「女の子が来て布団を濡らして行った!」
と言って泣いていて、見ると確かにベットの布団が水を掛けたように濡れている。
ゾーとしましたよ。

あの写真を結城さんに視て頂いた時に言われた「戦争で亡くなったらしい小さな女の子」と言うと、誰にも言ってないんだけど、夜勤の時に個室の患者さんが
「私の部屋にいる女の子に出て行くように言ってくれ」と言うので見に行った。
誰もいなくて妄想だと思ってたんだけど、ひつこく部屋の隅を指して
「ほら、そこの子だよ」って言ってたけど、「本当にその時いたのかな?」っと他の看護婦がかなり気味悪がってました。

患者さんは、夜中に「きくちゃん、きくちゃん、きくちゃん」って誰かを呼んでるし・・・

一緒に夜勤組んだ助手さんは「一心同体」と言ってトイレにも2人で行ってたのに「ちょっと横になる」と言って、ベットに横になったとたん全身ガタガタっと変な痙攣起こして飛び上がるし。
私涙流しそうになっちゃった。

その後もステーションの前の廊下の電気が ボワワ〜ン と消えかかってはつき。。。
着物姿の女の子を見たうちの1人で、何らかの宗教に入っているという人が突然職場を辞めました。
もう、半狂乱で「女の子が家について来ている」と言って、他数の人の名前も挙げて「貴方の家にも行ってるんだからね」と言って辞めて行きました。
でも私には「今じゃ何にも見えないし、感じない」と言っていたはずなのに・・・

そして・・・
この件で再三うるさく真剣に考えるよう看護長に言っていた私ですが、凄い事実を知る事となりました。

聞いてきた事を話しているうちに、私も始めて聞いて驚いたのですが、私が就職する前にいた看護士が神宮でお札を買って来て病棟に置いていたそうです。
当時の看護部長・看護長の自宅が火事になり、全焼。
お札を買ってきた看護士のお宅は一緒に住んでいた母親は突然首吊り自殺し、奥さんは手首を切って自殺未遂。
お二人ともそれまでは精神を病んでいたわけではなかったそうです。

城跡の山を切り崩し建てられた病院です。
山を切り崩す時には、人骨が随分掘り起こされたと聞いています。
この病院は、以前普通の病院だったそうですが、その当時から霊の目撃談はあったそうです。
始めは内科の病院が13年の間経営していましたが、その間も軍服姿の人が病棟内を徘徊しているのが目撃されたり、「内科でありながら、なぜか飛び降りが続発していた」と当初勤務していた人は言っています。
また職員が1人シャワー室で変死しているそうです。

前の病院が移転して2年位後、私の勤務する病院が買い取り開業しました。
30代の男性井戸掘り職人の方が、開業準備に向け関わっていたようですが、帰宅途中に心臓発作で亡くなられてしまって、開業も順調に進んでいたわけではなかったようです。ちなみにその人は心臓病の既往などなかったようです。

開業当初から幽霊話が良くあったようで、職員は1回は事故を起こす等・・・。
霊感のある人は「気持ちが悪くてとても働けない」と言って辞めていった人もいるそうです。
病院の送迎バスは、病院を出た所で通行人を撥ねてしまい、不幸な事に亡くなられてしまいました。その場は現在小さなお地蔵さんが建てられています。

神木と呼ばれていた木の伐採後には5人の怪我人。

今でも次第に酷くなり続いています・・・
勝手にカーテンが開閉したり、突然階段の電気が消えたり、笛の音みたいなのが鳴りひびいたり、男女らしき話し声がしたり、エレベーターが勝手に動いたり・・・・

はっきり言って怖いです。
私は出勤の際いつも「私に近づくなよ!私から離れろ!」と仕事中も思いながら過ごしています。
2人でいようが、3人でいようが、おかまいなしに変な事が起きるので、気のせいとは言えなく騒ぎが大きくなってきているのは確かです。

白衣の女性ですが、伝えようとしたら翌日から具合が悪いとの事でしばらくお休みだそうです。

つい最近、私が体験したのは、二人でオムツ交換のために個室に入り、カーテンを開け窓に背中を向けた途端、カーテンが動く音に驚いて振り返ると、またカーテンが閉まりかかりまた開いた。
廊下を歩いていたらエレベーター前の廊下で、女の人の弱々しい声で「すみませ〜ん」と確かに聞こえたけど、誰もいないのはわかっていたので、わざと知らん顔で通り過ぎました。

昨日出勤すると、なぜか某宗教の信者の辞めた人が、近々また来ることになっていました。
はっきりわからないけど、病院側はその人達に何とかしてもらおうと思っているのかもしれません。
もうこれ以上何も起こって欲しくないのに。。。。

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写 真 鑑 定
城跡の病院 おかっぱの少女の霊
そんなに昔の霊じゃありません。
戦時中亡くなった少女の霊です。
おかっぱ頭で白い着物。
日本人形のように可愛い子・・・ だった。
今は怨霊です。
下手に手出しをしたりするから反撃に出ているようです。
これからも攻撃はひどくなると思います。
他にも無数の霊もこの子によって悪さを始めていると思います。
関わらないか・・・ 戦うか・・・ 命懸けですよ。

白衣の女性は影響を受けてると思われます。
結城 瞳


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