大 手 町 (某ビル)


ある人から聞いた首塚の周辺の話です。
その人は首塚に面してるビルに勤めてた事があるそうです。

その人の会社では、確かに誰も将門首塚に背を向けてなかったそうです。
そしてやはり「首塚に行くと平衡感覚がなくなる」と言ってました。
そのビルのトイレには、歩く足の霊が出るそうで何度も見たそうです。

そして、やたらとみんな足をケガしたそうです。
そこから少し離れたビルに移ったその人の体験はまだ続きます。

そのビルには幾つかの会社があるそうで、潰れた会社もあるようです。
そして、その人の会社にも・・・
誰も一人で残業をしないので「おかしいな?」と思ってたら出たそうです・・・

黄色のヘルメットをかぶったおじさんの霊

違うビルにいる友達に偶然聞いたそうです。

「あのビル ?! あそこはね・・・ 人が埋まっているんだよ。
ビルを建てる時、土台にするコンクリートの中に誰か落ちた!
「あぁ、今更助けても工事が遅れるし、どうせもう死んでるだろう。。
それにあのおやじは身元不明の出稼ぎ者で、誰も身内もいないから、後が大変だからこのままほっとこう。」

そう大将が言ったので、みんな関係者はそのまま作業を続け、今でもその死体はビルの下にあるんだって・・・・」

・・・・・・

「うぅ〜、あの黄色いヘルメット!!
 そのおやじさんなんだ。 作業員風のおやじだったもの・・・」

それから暗いし、階段の周りを女の人がぐるぐる回ってたり・・・

そのビルの会社はカードがないと入れないそうです。
それで入り口の管理の人が、最近○○ビルの人が何度かこのビルに入ろうとしてる。
カードのIDの記録が残ってる。
「隣でもあるまいし、間違う訳ないのに・・・」
と○○ビルの管理に苦情を言いに行きました。
そして○○ビルのIDを調べたら。。

そのIDは、つい最近癌で亡くなった社員。それもカードの管理者。
鍵のかかったままのロッカーから、現在使用されていないカードの中の一枚と一致したそうです。

そんな事の出来る人は誰???


それから首塚のカエルの置物ですが、あれはやはり「帰る」という意味で増えたそうです。
以前○○○ビルの男性が拉致されましたよね。
その時、無事に帰れるようにとカエルを置き、首塚に 願掛け をしたそうです。
そして無事開放され帰国したそうです。
その人もその後すぐ癌で亡くなっています。


っという事で実は私も首塚より気になってた そのビル に行ってみる事にしました。

夜入れると良いけど怪しいからね。 r(^^;)ポリポリ
昼間にします。

とりあえず車を止める為、あるビルの駐車場に入りました。
そしてエレベーターに乗ると・・・

「あぁ〜ここにもいるなぁ・・」

「あぁぁぁ、気持ち悪いぃぃ」と助手。

「しょうがないね。この辺はぁ・・・」

そして表に出ると、まずは首塚周辺のビルを見回してみるけど、外からは特にすごく気になるような感じはない。
このビルが足の出る建物だけど中には入れないし・・・

そして次に問題のビルに行こうとしたが、私は聞いてたそのビルの名前を忘れてしまった・・・ (^o^;

でも、だいたいあっちの方だからと探してみる。

ん・・・ 「●●がある」って言ってたはずぅ・・・

そして目に入って来た大きな綺麗なビル・・・

「もう、なんだよ・・・ 場所ちゃんとわかってるのかと思って来たのに!」
と、助手に文句を言われてしまった。 r(^^;)ポリポリ

「いゃぁ〜〜〜、入ればわかるって・・」 (^^ゞ

とにかくそのビルの名前を見ても
「ん〜・・。こんな名前だったような・・・」
そしてそのビルに入ってみた。

うっ・・・この磁場はぁ・・またまたぁ(〇o〇;))))!!

「違うんじゃないの!」と助手。

ん・・・。●●がない??
それに一階しか入れないからなぁ・・・
でも、何とも言えない空気のゆがみと霊気は感じる。

昼間だし調度お昼で人は多いしで見づらい・・・。
ハッキリ「ここだ!」と断言は出来ないなぁ・・・。
私は心の中でそう思ってた。

黙っている私にイライラしてた助手は、
「帰ろう。また来れば良いでしょ!」とせかせるので
私も「う〜ん・・・」とビルの外へ出た。

最近の助手ならこの感じわかっても良いはずなのに・・・?
と思って歩き出すと・・・
あれれ・・・ 誰かついて来てるぞぉ・・・
おじさんだなぁ・・・
黄色いヘルメットは見えないけど・・・
明らかに作業員風の格好だよなぁ。。

50前後の細い感じで小柄のおじさん。
3m程間を空けてついて来る・・・

う〜ん・・・ ついて来られても困るなぁ・・・
と私は拒否する心でいた。
しばらくするとその気配は消えた。

しかしぃ・・・、こんな目の回るような場所で、この人達はよく毎日働いていられるなぁ。。」

帰ってから建物の名前を確認したらやっばりそうだった。
当たってた! (´ー`)

てぇ〜事は・・・ やっぱあのおじさんはぁ・・・
あの話は本当だったのかな?

おじさんの霊と会話してないけど、実際おじさんの霊はあそこにいた。
何となく関わってはいけない感じがして無視をした。
これで良かったのかな?

何だかいまいちのレポートでしたね。
すみませ〜ん。 m(._.)m

結城 瞳



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