○ ○ ト ン ネ ル |
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私用で出かけた時の帰り、車中で寝ている間に・・・
助手は密かにある心霊スポットに向かってた (¨;) 行きなり凄い腹痛と腰痛に襲われ、痛さのあまり目が覚めた。 痛いのに物凄い霊気を感じて・・・・ なぁ〜にぃぃ・・・ ココ・・・ 凄いやばい感じ・・・ ![]() そんな私を無視して車はあるトンネルへと入った。 げぇ・・・ まるでジェットコースターでおばけ屋敷に入ったような体感だった。 あっという間の出来事に怒る私だけど、あまりの痛みに怒る事も出来ず・・・ そのすぐ先の○○観音で休憩したがそこも心霊スポット?らしいけど、おそらくこれは勘違いスポットだと私は思った。 勘違いの噂が噂を呼んでそうなったのでしょうね。 ここに行っても何も起こらないと思いますよぉ。 でも問題は手前のトンネル。 「戻る時はちゃんと見てよ!」と言われて一応見た・・・ 二度と来たくないと思った・・・ ![]() 無数の腕が車の中に助けを求めるように伸びて来た。 それはすごい数でした。 その腕はとっても長く、トンネルの壁から延びて来てて、トンネルには兵隊の格好をした男性達が沢山いた。 年齢はおそらく10代〜30代でしょう。 車内は霊達が渦巻くという感じでした。 後で車を見たけど手跡はありませんでした・・・ ホッ このトンネルの噂は「トンネル内でエンジンを切ってクラクションを三回鳴らすと霊現象が起きる」というもので、無数の手跡が車に残ったという話もあるくらいです。 確かにココはそんな現象があってもおかしくないと思います。 この日はさっと通過しただけで、軽く写真を撮っただけで帰りました。 昼間でもあんなだから夜はさぞかしものすごい事になるんだろうなと思い・・・ 「もう来ないよ」と言ってたのにぃ・・・・・ 半分無理やり・・・ また夜中に連れて行かれる私であった・・・ トホホ 道路からトンネルの方へ行く道に曲がると、そこからはもう空気が違います。 その辺から霊気がプンプンしています。 「夏休みも過ぎてそうガキどもはいないかな?」と思ってたけど、それでも来るやつらはいるものですねぇ。 こんな所・・・ 夜中に他に用事はないはず。 行き止まりは観音だし。 私達はまず車でトンネル内で止まりました・・・ エンジンを切りそこは真っ暗。 さすがに迷惑にもなるので、クラクションは鳴らしませんでしたけど、しーーん とした暗闇。。 霊気は感じますが怖さはありませんでした。 以前、昼間来た時の方がすごかったです。 車を移動して、私達は歩きでトンネルに行ってみる事にしました。 向かう間にも何台かの車が通過して行きます。 この先は観音で行き止まりなのに・・・ 私達がトンネルの入り口近くまで来た時。 一台の車がトンネル内で止まりました。 「おっ。。やるのかな?」と思い、私達は影から様子をうかがっていたら・・・ ライトを消して・・・ ぷっぷっぷー。ぷぷっぷー。ぷーーーーーー。 とおろおろとしたクラクション3回(笑) 3回目を鳴らし終えるか終えないかという時に、慌てて車は逃げるように走り去りました。(爆) その時ライトに照らされた私達を横目で見た彼らは、さぞかし驚いた事でしょう。 私は真っ赤ないでたちでしたしね。 「真っ赤な服の女の霊だ!!!!」 なんてね。 さぁ〜てと・・・ トンネルに入る私達。 一応私は「ごめんなさいねぇ」と言いながら・・・ (^^ゞ ん〜〜〜〜ん 意外や意外・・・ 霊気はするけど以前とは違う・・・ 真っ暗だけど恐怖感はない。 全体的に沢山の霊がいるのはわかります。 すごい数です。 だけど襲ってくる訳でもない。 ![]() そしてポラで撮った方の写真にこれが写りました。 見た目は怖くない「よくあるタイプ」の心霊写真です。 思い残しの多い成仏出来ない多くの霊達。 関わるととても手におえないので関わりたくなかったのだけど、こうして来てしまったので、最後に供養の真言を唱えて安らかになれるように願いました。 すると不思議なくらいトンネル内は穏やかに感じられました。 私達はそれで帰る事にしましたが、ココにはこれからも多くの冷やかし達が来て騒がしくするんだろうと思います。 あそこはぁ・・・ やめた方が身の為だと思いますよぉ・・・ 半端じゃないですよ! |
結城 瞳 |
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