心霊スポット見学 その結果は・・・


私は、何時ものようにチャットをしていました。
その時は、友達と二人だけのチャットとなっていました。
だらだらとたわいもない話をしていました。
深夜 二時頃だったと思います。

 A > ちょっと電話ロムします。
 瞳 > ほ〜い。
数 分 後




 A > ちょっと良いですか?
 A > 友達から電話なんですけど・・・
 瞳 > うん。なにぃ?
 A > 今 友達が青山に居るらしいんですよ。
 A > 携帯から電話なんですけどね。なんか心霊ツアーしてたとかで
 A > 泣きそうな声で・・・
 瞳 > ふむふむ
 A > 写真撮ったら・・・ なんか写ったらしくて (^_^;)
 瞳 > ふ〜ん
 A > 3人なんですけど、どうしたら良いか解らないと・・・
 A > これからその3人を瞳さん家に行かせても良いですか?
 瞳 > しょうがないなぁ。。。 心霊ツアーなんかしてるからだよ。 (-_-メ)
 瞳 > 青山でしょ? そんなに時間かからないで来れるね?
 A > はい、行かれると思います。
 A > 今から直ぐ行くそうです。すいません。お願いします m(. .)m
 瞳 > ほい、了解!友達に私の携帯教えて良いから電話かけさせてちょ。
 A > はい!
とまぁーこんな感じで、その友達から電話があり、道を教えて来るのを
待つ事にしました。

電話の向こうの声は、緊迫しまくっていましたよ。

電話で車を誘導しながら、窓からその車を見つけました。
あーあー・・ いるわ・・・
まず車に3体・・・
そして彼らが到着しました。

男2人、女1人の20代中ばの若い人達です。
女の子は、普通の感じ・・・ イケイケだったけど(笑)
男の子の一人は、どうやら軽い霊媒体質らしい。
もう一人の男の子は、その点わりと強そう。

「駄目なんだよぉ・・ そう言う冷やかしをしたら・・」

「はい!! す・・ すみません・・・」

「どれぇ・・ 写真見せてよ」

彼らから数枚のポラロイドを渡されました。
拝見・・・・

「はぁ〜 いるねぇ」

「これ・・・ 持ったらまずいですよね?」

「うん、持ってちゃ駄目だよ、これは・・・
 それじゃこれ預かっていいね?」

「はい!! お願いします」

その写真には、数体の霊が写っていました。
そして・・・

「写真だけじゃないよ」

「え゛!!!」

「あなた達連れて来てるよ。 彼女・・ 男性の霊が一人いるよ。
 あなた・・ 男性が二人いるよ。あなたは、連れてはいないようだね。
 でっ・・ 運転手は誰?」

「はい、僕です・・・」

と自分を指差す。
体格が一番良くて、霊を連れてない男の子だった。

「あなた連れてないけど車にいるよ」

「え゛ぇぇぇぇぇぇ」

「このままにしておくとまずいよ」


彼らが連れて来た霊達は、大した霊ではなかったので、
すぐその場で話しながら、目で切ってしまいました。(除霊)
でも車に乗っている一人の霊が、やばそうなやつで・・・
悪さの好きな男の霊でした。
とにかく全部除霊して彼らは、帰る事に。

「もうツアーなんかしちゃ駄目だよ」

「はい!! もう行きません! こんな時間にすみませんでした」

とみんな真剣な顔で・・・・

冷やかしたお返しがこれですよ。

いざ自分がそうなるとこんなもんですよ。
人の話だとわくわくして聞くけど・・・
自分達もこんな心霊写真撮ってみたいとか、霊を見てみたいとか・・・
いざ本当に撮れてしまうと恐くてどうして良いかわからなくて
憑依までされて、動揺して・・・
自分は、平気! と思ってるのでしょうね。
自分で自分を守れない人やマナーの悪い人は、行ってはいけないんですよ。
結城 瞳




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