恐怖の心霊スポットツアー


投稿:男性

人魂? 写真は92年8月12日に撮ったものです。
その日友人5人と肝試しに行きました。
場所は北海道では有名なミステリースポット、
某炭坑跡です。
この炭坑は、山奥にある炭坑町です。
閉山されて、もう30年近くになるでしょうか、
今は誰も住んでいません。

写真を撮った状況としては、木の横の部分に
炭坑事務所があって、土台と地下室しかないのですが、
そこの写真を撮って車に戻る途中、この木がバキッ
突然音がしたのでとっさに撮影しました。
(ラップ音のように聞こえましたので)
場所的にいたずらなどは出来るような所ではなく
(こんな所に隠れられるような奴は人間じゃないでしょう。不気味過ぎて ^^;;)
また、肉眼では全く確認できなかったため、不思議な写真です。
すぐ近くには炭坑病院などが残っており、出ると言う話は絶えません。

この炭坑を後にし、以前から気になっていた空家があったので、
そこに行ってみることにしました。
その空家は、国道から200メートルぐらい入ったところにあり、
近所には家もなく寂しいところに建っています。
道が悪いので車は国道に置いて、歩いていきました。

玄関から家に入ろうとすると、床が抜けており中には入れませんでしが、
中を見ると家財道具がほとんど残っていて、突然住人がいなくなったような
感じでした。
とりあえず外へ出て屋敷を一周。
そうすると家の中に白いものが見えます。
「カーテンが風でなびいているのかな・・・」 しかし何かが違う。
「なんだろう?」と思ってよく目を凝らして見ると、
白いワンピース? のようなものを着た女性がこちらの様子を伺っています。

こんな夜中に、こんな所に女の人がいるわけがありません。

目の錯覚かな? と思って友達に、「あそこにいるの女だよな?」と聞くと
「あ・・ ああ・・」と言う返事。
5人とも目線をそらすことも出来ずに、立ち尽くしていました。
「やばいよなあ」
「ああ」
と、その時です。
凄い形相をした女が窓から出てくるではありませんか。
そして、こちらに向かってきます。
うぎゃあぁ〜〜〜〜〜っ
誰もが叫び声をあげ、我先にと国道まで走ります。
こんな時のために、塩を持っていたので後ろも見ずに塩を投げるように撒き、
車にたどり着いた時には、女は消えていました。

それでも素早く車に乗りこみ、逃げるように釧路へと帰りました。
みんな、口数も少なく・・・
そして・・・
さらに奇怪なことが!

恐怖の幽霊屋敷から逃げるように、急いで釧路へ。
釧路に到着する頃には気持ちも落ち着き、
「さっきは凄かったな」
「ああ、あそこでなにがあったんだろう?」
などど、話をしていました。
そうこうしているうちに釧路に着きました。
とりあえず車を止め、外に出て休むことに・・・
ふとカメラを見るとまだ、フィルムが残ってます。
と言っても、1枚ですが。
「まあ、車に乗りながらでも撮っておくか・・」
と思って車を撮りました。

次の日。

一緒に肝試しに行った、友人とフィルムを現像に出しに行きました。

...............  現像終了!

写真を見ると枚数が少ない。
おかしい。
「変なものが写ってたから、現像してくれないんじゃねーの?」
確かにそうかもしれない、あんな目にあったんだから・・・・
そう考えたら行動派の私達、写真屋に行きました。
「写真足りないんだけど?」
「露光不足で写ってなかったから、現像しませんでした。」
「ふーん・・。そうなんだ。だけど一応見てみたいなぁ・・・」
「それでもいいから現像してもらえる?」
「え・・・ ^^;;」
「お願いしますね。」
半ば強引に置いてきました。

...............  現像終了!

現像していなかったのは幽霊屋敷。
(某炭坑の人魂は初めから現像してくれました)
確かにカメラのフラッシュが弱くてあまり写ってません。
「やっぱ、露光不足だったんだ」
友人とそんなことを話しながら、ネガと写真を合わせていました。
だけど、何か変だ・・・
写真が足りないぞ。
ネガではキチンと写ってるのに、写真がないのです。
最後に撮った車の写真。
ネガをよく見ると・・・・・・

「なんだこれっ!!!」
車の屋根に生首がのっているではないですか!!!
「生首・・・ やばいんじゃないか?」と友人。
さすがにそれを現像する気にもなれず、
店の人もこれはまずいと思ったんでしょう。

その後、この幽霊屋敷はなくなり、その生首の車もそれから
数ヶ月後に廃車になりました。
誰一人、怪我もなく今現在に至りますが、そのうちの3人は二度と
肝試しには行かなくなりました。

ネガは行方不明なんですよ。
捨ててはいないから、家の中にはあるんだろうけど探して見ないとわかりません。
ただ、この5年ぐらいは見てないです。


瞳コメント  『人魂写真について』

人魂アップ
この写真は、見やすいように加工してあります。
人魂って・・・
普通は、このようなものと違いますよぉ。
これは、テレビや映画とかで出てくるような
作り物の火の玉に見えるけど???
本物は、たいてい白か青白い光です。
この写真は、火が燃えてるようだけど・・

私の検視、霊視からすると
これは人魂ではなくなんらかの自然現象で起きた現象と思います。
「バキっと音がした・・・」
これは、枝が折れたか燃える時の音だと思います。
霊氣も感じ取れません。
自然発火でしょう。

こんな時に写ってたから余計ビックリするし、
そう思う気持ちもわかりますけどね。
実際の人魂は、りんが燃えて出るケースが多いのです。
昔、土葬の時代は多く見られたでしょう。
もしくは、魂エネルギーが目で見えてた時です。
これがたまに聞く、
「お墓の横を夜通ったら人魂が飛んでた」
というやつです。



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