道了堂跡・絹の道


2〜3年前だったか・・・ 前回ココに来たのは・・・
二度と来ないと思ってたけど、雑誌の仕事でまたココに来る事になった。

道了堂入口 以前通った絹の道はどうやら途中から入ってたようでぇ。。 (^^ゞ

到着したのは深夜3時前。
白いモヤモヤはただのモヤですぅ。
入り口から地蔵が並んでた。
真っ暗な道を進む・・・・
上り坂だ! (ー'`ー;)
のっけから疲れる。

入口の地蔵 途中から土とゴロゴロ石。
たいして悪い感じはしない。

あぁ女性の霊だわ。
スカート履いて20代前半くらいの感じ。
セミロングの髪。うつむいて立ってる。

「悲しい。。。」そんな感情しか伝わって来ない。
もっと感じようとすると。
死んでる事はわかってるらしい。
「何故、私はこんな目に・・・ なんで殺されたかわからない」と。
殺されたらしい。

この道にはこんな話がある。

某教授が女性を殺して死体を置いた。
某教授の死によって遺体発見が難航していたが、道了堂の近くで殺された筈の女性の姿がしばしば見かけられていた。
目撃証言の多かった場所を捜査したところ道了堂の近くで発見された。


女性の幽霊は、絹の道で目撃が多いらしい。
この女性がそうなのかな? それは不明。

絹の道 しかしこの道はこんなに長かったのか・・・
他にはたいした霊もいない。

右の画像のモヤは霧です。
オーブも写ってますよ(苦笑)
もちろん霊じゃない。

へとへとになりながら道了堂跡へ到着
まぁ懐かしいといえば懐かしい (^^ゞ

真っ二つ 階段を上がって目を疑った。
なんてこと!!
あの地蔵が真っ二つ。
どう見ても非人道的。
誰だ! こんな悪さをする奴は!
悪気のひどい地蔵だったがこれはない。

地蔵から怒りの念 しかし・・・ おかしい。
以前の悪気があまりしない。
地蔵からはものすごい怒りが伝わってくる。
しかし悪気が違う。
どうやら叩き割った奴のせいで、地蔵に篭ってた悪霊達の多くを外へ出してしまったようだ。
言ってみれば封印を解いてしまったのと同じ。

結界を張る さて・・ 悪霊達はいずこ・・・?
この辺にはいない様子。
悪さした奴が喰らったのか。
それ(「自業自得」「罰は下る」)なら良いけど。
そうじゃないとすると・・・ 大変だ。
今更だろうけど、地蔵をなだめてとりあえず結界を張り封印した。

あの時のままいる そしてあの婆さんは・・・
あぁ、まだココにあの時のままいる。
頼まれもしてないし、本人も別に望んでないけど、こんなひどい事をする奴らが来てる所で踏みつけになってるなんて哀れだ。

上げてしまえ えーい。上げてしまえ!
婆さんだけですぅ。

本人の意思関係なく上げてしまった(苦笑)
なのでもうココには婆さんの霊はいません。

助手に「なにしてるの?」「らしくない」みたいな事を言われてしまった。らしくないという言葉は嫌いだけどぉ・・・
確かにらしくないかも。

割られている・・・ これも。
みんな割られてる。

こんな所に婆さんをそのままにしておく気にはならなかっただけ。

あれからココはどうなったの?
これから夏だというのに枯葉だらけ。
以前は綺麗に掃除されてたのに・・・ 誰も掃除もしてない感じ。
なんだかな・・・

戻ろうとした時、助手が
「これ誰か入ってるでしょ?」
と首なし地蔵の対面にいる子供を抱いた地蔵を指さした。

私はそこに地蔵があるのはわかってたし、その地蔵も全てを見ててすごく怒ってるのもわかってた。
しかし助手は忘れてたようで、暗い中そこに着物を着た女性が見えて、近づいてみると地蔵があったと。

地蔵 それを聞いてた雑誌のライターさんが地蔵をライトで照らそうすると、 薄っすら見えた地蔵の顔は目が釣り上がり、すごく怒りまくってた。
その地蔵が怒るのもわかる。
ココを荒らしに来る奴らはきっと懲らしめられるだろう。
昨年(これを書いた時)私が知ってる限りでも、2回テレビでココは心霊スポットとして紹介されてる。
それも霊能者(?)同行だ。
その時はこんなになってなかった。放映後に行ったバカがやった事だろう。
ただ漠然とスポットとして場所を教えるからこんな事になる。

他の所もだが、どうして心霊スポットだというと行くの?
興味で行くのは、まぁ仕方ないと思うが・・・ もちろん自己責任。
騒いだり、汚したり、荒らしたり、壊したり・・・ なんでそういう事をする?
ましてや道がわからなくて、人に聞くのに態度の悪い事。

人に迷惑かけない。
霊に迷惑かけない。

これは守って欲しい。
自分がそうされたら、自分だって怒るだろうが。

そんな中・・・ ベンチに仲良く2人で座る霊がいた・・・
老夫婦かな。
霊は他の霊に構わなかった所がある。
この二人には、ココが居心地の良い所らしい。
前回来た時にはいなかったけど、何時からいるんだろう?
ほっとこう・・・
結城 瞳


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