清明神社


ココも私が来たかった場所です。
「この神社に来ても意味はない・・・ もう一つの古い方へ行かないと。。」
と思ってたのですが、結局ここしかわからなくて... (^^ゞ

「清明ゆかりの地に行かないとな。。」と思っていましたが、なんとなくグズグズしていました。

来る前にテレビでも見ましたけど、ココも綺麗過ぎて、なんかねぇ・・

清明神社:1 清明神社:2

ここの説明によると
狐は古来から、霊力を持った動物として崇められており、白狐であった母親を持つ晴明は、天才陰陽師として君臨することになるのです。
晴明が阿倍野の出身というのは、安倍晴明神社の記録としても残っています。
安倍晴明神社に伝わる『安倍晴明宮御社伝書』には、安倍晴明が亡くなったことを惜しんだ上皇が、生誕の地に晴明を祭らせることを晴明の子孫に命じ、亡くなって二年後の寛弘四年(1007年)に完成したのが、安倍晴明神社であると記載されています。
―清明神社大阪より―
はぁ?って内容です・・・
この狐の母って話は以前から知ってましたが、これはちょっと。。
そして映画のように物凄い術使いでもありません。基本はやはり天文学。
天文学といっても、陰陽五行説で暦を見ます。
そして風水も。プラス能力者という事です。

私の行った京都の方は、安倍晴明屋敷跡で、現在の晴明神社です。
橋占いに使う式神を近くの戻橋下に隠したのは有名らしいです。
伝説では、「晴明の父の保名が蘆屋道満(あしやどうまん)に殺害された場所であり、晴明が呪(しゅ)を使って保名を蘇生させた」といわれてる場所です。
あくまでも伝説ね。


一条戻橋 それがこの一条戻橋。
こんな小さい橋・・・(^^ゞ
勿論元の橋はなく、新しく作られたものです。
元々は近くにあった橋ですが、今は敷地内にあります。

しかしそんな伝説からか、ココは心霊スポットにもなってるらしい。
伝説の方は 「あの世とこの世」を繋ぐとされた一条戻橋ですが、スポットの紹介では「死人も生き返る一条戻り橋」と紹介されているそうです。
なんの変哲もない小さい橋ですが、「この橋を行列で通ると、死人が生き返る」とか、「いろんな死人再生祈願がされた」と書いてますが・・・・
この話の時代の橋も、既に新しくされた橋です。
それも今はないようです。
残っているのは、神社内にある小さい橋の欄干です。
こんな鉄の欄干は、清明の時代にはなかったと思いますが・・・

私も渡っちゃった(苦笑)
モチロンなぁ〜んもない。

セーマンの形をした井戸もあったけど、、、井戸??

全てが綺麗過ぎる。
清明神社:3 清明神社:4

だけど・・・ 一つだけ古いものが・・・

本社の傍に行くと・・・ 誰かが私を呼んだ。
それは一本の古樹だった。
触れると声が聞こえる。

「私は古くからココで見てきた。全てを見てきた。清明もそうした。」

古樹と結城 私は耳を当てて、もっと聞こうとしたけど
「私の・・・・・・・・行きなさい」と、ただそれだけしか言わなかった。
あるものを貰った。
それは秘密(苦笑)

「なぁ〜んもないか」と思ってたけど「あった!」この木が呼んでたんだ。
しかし・・・これで私は何か変わったのだろうか? (^^ゞ
自分ではまだわからない。

清明といえば、結界でも有名ですが「西に白虎、東に青龍、北に玄武、南に朱雀」というのを、知ってる方もいると思います。
これは桓武天皇が、風水を元に京都の町そのものを結界として作っている。
『碁盤の目』のようなあの道がそうです。

清明の張った結界はというと・・・
荒人神(当時の天皇)達が亡くなってから、本当の神になった?

こうやって昔になればなるほど人を処刑したり、亡くなったりすると荒人神というが、神として祀る事で、その怒りを納める事と、逆に守って貰おうという変な考えがあって、清明の場合は、その荒人神を祀る配置で結界を張ったらしい。
清明神社を頂点として北野天満宮、大将軍八神社。三角です。
なんでかというと、その神達を鎮魂する為に結界を張ったのです。
清明神社は、この神達に背を向ける事なく西を向いてるんです。
鎮霊する事で都を守った?

この時代、荒人神だの、鬼だのって、結局「魔物」とは殆どが人間だった訳です。
ふるぅ〜い時代から、怨霊は怨霊なんですねぇ。

ところでそれらの結界ですが、既にとっくに破れてる。
町自体を結界としてるのに何故??
確かに都(京都)は潰れないで、今もあります。
都(みやこ)は変わりましたけど。 それなりの風水の効果は出てると思います。
しかし、その結界の中にも悪い所が幾つもある。
いずれの結界も、悪霊や怨霊を偉い人達ばかりとして祀り上げていて、他をほったらかしのままにして、結界を張ってしまったようだ。
つまり閉じ込められた訳です。
そうした者達が暴れるし、人道的にも結界は破られてる。

時間がなくて全てを見る事は出来てないから、なんとも言えないけど、悪い所とちっとも悪くない所と分かれてるようです。

映画の安倍晴明はすごいけど、実際はあんなじゃないですからね・・・
当時の神の考えが悪かったと思います。
今でもそれが続いてるってのもあるんだけど・・・
神になる人は確かにいますが、それだけの徳や魂レベルが必要です。
守護霊になるより、もっと大変なんですよ。

怨霊を神としてしまうのは・・・ どうかな?

性格によっては、図に乗って守ってくれるかも(苦笑)
清明は生きてるうちは神じゃない。
死んでから一応神となった・・・
以前から探す気持ちはあるんだけど、まだみけつけてない。
神道の神なら、その社にいるはずなのに。
どこいっちゃったんだか??

そして次は 北野天満宮
結城 瞳


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